Vol.34:2012/06/27 「三党合意、公明党の主張」 西田まこと通信


2012年6月27日

いつも公明党への渾身の応援をいただき、本当にありがとうございます。

今回の「三党合意」については、まさに苦渋の選択です。私も先日、八百屋のおやじさんのところに支援のお願いに出向いたところ、開口一番「なんで増税談合に加担するんだ!」と怒鳴られました。
合意に至った背景を丁寧にお話しながら、「圧倒的な数の二大政党だけに任せていたのでは、庶民の声はどこにも入らない。公明党は、何が何でも消費税は反対という共産党や社民党とは違うのです」と申し上げました。

私は前回のメールで、政府・民主党による消費税増税について、三つの理由で「このままでは反対」と申し上げました。
(1)社会保障の全体像が示されていない(具体的には、民主党が掲げた最低保障年金等の新年金制度はさらなる消費税のアップにつながり、実現性もないので撤回すべき)
(2)景気回復の具体策がない
(3)所得の低い方々への対応がない

一方では、民主、自民の協議が急速に進み、このままでは公明党の今までの主張は省みられることなく、消費税増税が決まってしまう情勢にもなっていました。そこで、この三点を盛り込むために公明党も協議に参加し、交渉のテーブルに着くことを選択しました。

連日行われた協議は、まさに「戦い」であり、交渉は困難を極めました。6月15日深夜まで及んだ交渉の現場には、私もいました。ギリギリの協議の結果、民主の新年金制度は事実上撤回され、景気回復のために防災・減災に重点的に資金を配分する経済対策、食料品などへの軽減税率や所得の少ない方々へのしっかりとした給付の実施の検討が、合意に盛り込まれました。三党での合意には、公明党の主張がしっかりと盛り込まれています。

日々の生活闘争にご苦労いただいている中、公明党に必死のご支援をいただいている皆様に対して、消費税の増税は、まさに苦渋のお願いです。しかし、このままでは、増え続ける社会保障(年金、医療、介護)は借金でしか賄えず、子どもや孫たちにツケを残すことになってしまうのも事実です。

この合意で、私たちの戦いは終わったわけではありません。今後、残された課題はいくつもあります。

所得の多い方への所得税の増税や、軽減税率の制度設計、そして何より景気を回復させることなどなど。来年秋、かりに景気が悪化し、積み残した社会保障の課題も解決されなければ、消費税の引き上げはできない仕組みにもなっています。戦いはまさにこれからです。

遠慮なく、皆様からの率直なご意見、ご要望をお寄せください。皆様お一人お一人の声を聞き、思いをしっかりと受け止めて、これからも心を尽くしてお話させていただきたいと思っています。どうか今後とも、よろしくお願い申し上げます。

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