Vol.53:2016/05/31 西田まこと通信


2016年5月31日

私はこれまで一貫して、苦しんでおられる方々、困っておられる方々に寄り添い、解決するのが政治の役割だと思い、仕事をしてまいりました。

5年前の東日本大震災で、ある友人は、3・11の一週間前に借金をして建てた、自動車の修理工場を津波で失いました。再建しようにも、借金の上にさらに借金をしなければならない、すなわち二重ローンの問題に悩まされておりました。

私はすぐに、この問題を国会で何度も取り上げましたが、当時、我々は野党。時の政権は、なかなか動こうとしません。
それならば、議員立法でこの事態を打開するしかないと、私が中心となって「二重ローン救済法」をまとめたのです。
この法律を使って、被災地では、700社近くの町工場や商店、介護施設などが蘇ることができました。

私は、今回の熊本地震でも、このノウハウを生かすべきだと、5月24日、参議院の財政金融委員会で強く訴えました。そして、麻生財務大臣も「迅速な融資や返済猶予など、きめ細かい対応を行っていく」と答弁されたのです。

早速、政府は動きました。27日付の朝日新聞の経済面でも、「東北の地銀 経験を熊本に」と報じられた通り、このたび、東北の被災地で事業者の二重ローン問題の解決に携わってきた、東北の地方銀行の行員が、熊本に派遣されることが決まりました。

具体的には、熊本の地元地銀と共同で「復興ファンド」をつくり、被災地企業に出資したり、企業が抱える借金を買い取ったりして、再建を後押ししていく予定です。

これからも、熊本の復興を支える仕事に、スピード感を持って、取り組んでまいる決意です。

★総合経済紙「フジサンケイ ビジネスアイ」の「参院選 経済政策を問う」、私の手記の後編が6月8日付に掲載予定となりました。
是非ご覧ください。

TOP