Vol.49:2016/02/08 西田まこと通信

 こんにちは。西田まことです。
 先週から、いよいよ2016年度予算案の審議がスタートしました。どこまでも生活者第一の目線で、掲げた政策を必ず実現して参ります。
 さて、先週の国会で、日本共産党の悪質なデマ宣伝活動が問題になりました。
 共産党は今、全国の大学キャンパスで、「史上最悪・安倍政権が学費値上げ」「16年間で53万円から93万円へ」と書かれたビラを撒いていますが、これは事実無根のウソ。全くのデマです。
 
 昨年10月、財務省から「国立大学へ充てられる“運営交付金”を年々削減する」という案が提示されましたが、すぐさま、私たち公明党が真っ向から反対し、自民党や文科省も反対。結果、財務省案は却下され、前年度から1円も削減されずに1兆945億円を確保することができました。

 要するに、学費値上げなどの事実は全くありません。それを共産党は、まるで事実であるかのように宣伝し、全国的な署名運動までしています。
 2月3日、公明党の石田政調会長が国会でこの問題を追及。安倍首相も「全くのデマゴーグだ」「選挙を前にした印象操作であり、共産党はただちに訂正すべき」と批判しました。
 その夜、共産党は国会での指摘を受けて問題のビラを訂正。しかし、「安倍政権が史上最悪学費値上げ」という箇所の「安倍政権が」の部分を「安倍政権のもとで狙われる」等のごまかすような修正で、公党として国民に正確な情報を提示しようという姿勢は微塵もありません。

 私は、実家の家計が厳しく、奨学金を受けて大学卒業ができ、その有り難さを実感する一人です。学費捻出のため大変な思いをされている方々に、こうしたウソをばら撒いて不安を煽るなど、断じて許せません!
 一方、私たち公明党が粘り強く訴え続けた結果、来年度予算案から、無利子奨学金が1・4倍に増加し、学費免除者も5千人増員されることが決定。更に、返還義務のない給付型奨学金の創設も主張し、今国会で安倍首相から前向きな答弁を引き出すことができました。
 若者の声に耳を傾け、真摯に仕事をするのは、どの政党なのか、「実績」を見れば明らかです。今後も私は、「ウソのないまことの政治」を貫いてまいります。

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2月10日(水)朝7時17分から8時まで出演します。軽減税率などについて詳しく語ります。