Vol.32:2012/02/15 ほっとできる仲間こそ「復興の力」  西田まこと通信

間もなく東日本大震災から一年が過ぎようとしています。

来週には、私が提案した議員立法「(事業者向けの)二重ローン救済法案」の施行に向けて、宮城県の金融機関や中小企業団体の皆様のご意見を伺いに行きます。月末には気仙地域でNPO法人の方々と職業訓練校について、工務店、行政の皆さんとは復興住宅について語り合って来ます。

埼玉県に避難され、今も不自由な避難生活を余儀なくされている福島県双葉町の皆さんとは、何度もひざ詰めの懇談をさせていただいています。
避難生活を送る旧県立高校は、厨房が小さく、温かい食事を提供できません。エレベーターがなく、毎食、五階から一階まで “コンビニ弁当”を取りに来ていただいています。
そんな不自由な環境ですが、「ここに戻ってくるとほっとする」という声をいくつも聞きました。

先週、私は石井政調会長と、防災対策に関する提言を「防災・減災ニューディール」として官邸に届けました。首都直下型地震も言われています。
命を守るハードの整備とともに、ほっとできるコミュニティを守るソフトの施策も進めてまいります。